任契第七十九 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2021.04.19 2021.02.26 和大怨、必有餘怨。安可以爲善。是以聖人執左契而不責於人。有徳司契、無徳司徹。天道無親、常與善人。 大怨(たいゑん)を和(やはら)ぐるも、必ず餘怨(よゑん)あり。安(いづく)んぞ以て善と爲す可けんや。是(ここ)を以て聖人は左契(さけい)を執(と)りて人を責めず。有徳は契(けい)を司(つかさど)り、無徳は徹(てつ)を司る。天道は親(しん)無けれども、常に善人に與(くみ)す。 執左契=人々に貸し与える。契=約束の割符。徹=剥ぎ取る。 ⇒第80章:獨立