無源第四

道冲而用之或不盈。淵乎似萬物之宗。挫其鋭、解其紛。和其光、同其塵。湛兮似或存。吾不知誰之子。象帝之先。

道は(ちゆう)にして之を(もち)ふるも(あるひ)()たず。(えん)として萬物の(そう)()たり。其の(えい)(くじ)き、其の(ふん)()く。其の(ひかり)(やはら)げ、其の(ちり)(どう)ず。(たん)として(そん)()るに()たり。(われ)(たれ)()たるかを()らず。(てい)(せん)()たり。

  • 冲=(盅)空虚な器。
  • 淵=深いさま。
  • 宗=先祖。
  • 湛=水の深くたたえられていること。

第5章:虛用

タイトルとURLをコピーしました